DXを実現するためのネックは、複雑化・ブラックボックス化したレガシーシステムにあると認識しています。このレガシーシステムを解析し、短期間、低コストで保守作業を可能にすることが求められています。また使われているプログラム言語も、現在主流のプログラム言語に変換することによって、技術者不足というもう一つの問題を解決することが求められています。
ロゴヴィスタ(株)では、ブラックボックス化したレガシープログラムを解析し内容を見える化するツール、及び、COBOLプログラムをJavaに自動変換するツールを開発しました。これにより怖くて触れないというブラックボックス化したレガシーCOBOLプログラムを管理可能とすることができます。
また、解析結果を使ってレガシープログラム言語をJavaに100%自動変換することが可能となりました。変換にあたってスパゲティ化したプログラムに対しては、命令が上から下へ整然とした流れになるように実行順序を置き換えます。
これらを活用することによって、今後さらに進むと思われるCOBOLプログラマの不足に対応することができ、DXの推進に役だつものと考えています。
LogoVistaは以下のツールを開発済みです。
- レガシーシステム解析ツール
COBOL(1988年制定のJIS規格に対応)
ただしその後の規格変更への対応は、変更追加された命令ごとに解析ツールのパターンを追加することで可能なように構築済み。各社の方言にも同様に対応可能。
- プログラム自動生成ツール
*COBOL → Java
上記で作成されたCOBOLのレガシープログラムの解析情報を利用してJavaプログラムへ100%自動変換するツール。他言語にも同様に対応可能。

